ほっとくとここがすっかり放置されるのは仕様です(えー)。
というか、落ち着いて日常を振り返ってキーボードを叩く気分になれていなかった辺り、ここ最近の生活の爛れ方が酷かったというか……。少ない休みもPSUか寝るかマッサージかって生活だったしのぉ。今年は「何もしないGW」を経過してやっと一息つけたってカンジ(大型連休も東京行ったりと忙しかったしなぁ近年は)。
で、ちょっと書いておきたかった新アニメハガレンの感想。
原作が足りなかったためにオリジナル要素をゴテゴテ追加した前期も問題なら、原作に順ずるあまり明らかに尺が足りなくなっている今期も問題じゃないかなぁと。
第1話にあえてリオールを持ってこないで顔見せのオリジナルを持ってくるのは試みとして面白かったんですが、2話以降から原作の範囲に足を踏み込んだとたんに違和感を感じたんですよね。その最たる理由はやっぱり、1年(予定)で原作を消化するために細かいシーンやセリフをばったばった切りまくっているせいなんだろうね。
シーンの切り替わりが目まぐるしくて「間」が無いためか落ち着かず、逆に原作からセリフやシーンが端折られて肩透かしを食らう。明らかに原作を「なぞってる」だけで食い足りない。
そもそも、原作自体があらかじめ建てられたプロットに基づいて極力無駄な展開や描写を削ぎ落として構築されている漫画なので、削る箇所は些細でも積み重なれば大きな違和感になっちゃうのよね。観ていてどーにも腰が落ち着かない。
そして一番の問題はユースウェル炭鉱の話がいきなり端折られた事。
原作後半もずっとヨキが絡んでいるし、ユースウェル炭鉱も後で一度再登場する場所だから、ここは削っていい話じゃないと思うんだけど。どこで辻褄合わせる気なんだ?
やっと理想の声と描写のスカーが見れたのは大きな収穫なんだが(えー)、その辺のキャラ萌えを上回る不完全な話の構築加減がとにかく鼻に付く。原作で描かれなかったシーンの保管はいいんだけども、そこをやる前にもうちょっと見直す部分はあるだろうよと。
ま、そうは言ってもアニメ自体のクオリティは高いほうなので、このまま続けてもクオリティ的には問題はなさそうなのが救いか。少なくとも前期より面白いだろうしゲフン。とりあえず適度にぶーたれつつ最後まで見ちゃうんじゃないかと(笑)。
今回、この新ハガレンが制作された意図は「ヒットコンテンツの使いまわし」という意味が一番大きいんだろうけど、オリジナル要素があまりにも過多で本来のテーマがブレた前期の反省があったのと(まぁアレもアレで面白かったんですけど)、丁度原作が確実にクライマックスを迎える時期だという要素(注目的に)も大きかったのかな、と。これが原作が「終わってしまってから」のアニメ化だと集客要素が減ってしまうため、再度仕切りなおすにはもう今しかなかったのかなんじゃないかなー。
つまるところ、原作の状況と連動してのアニメ化であり、アニメの設定も原作準拠とすることで、前期に満足できなかった原作ファンを取り込もうという意図なんじゃなかろうか。
ただ、現状ではそれが成功しているとはちょっとばかり言い難い。サブキャラのキャスティング変更(スカーは別として)も含め、どうにも全体的に片手落ちな印象が拭えない。
まぁ、このまま最後まで強引に突っ切ってもいいんだけど、もうちょっとこう、うーん、どうにかして欲しいと言いたいトコロ。具体的にどうこうって案まではまだ浮かばないんだけども。
ああ、一つ言わせて。
「盲目の錬金術師」は反則だと思うんだ。買えと! 買えと!!!